ヨニン宮合引いているのは、どちらか
夕暮れの明かりの中、老人が紅い糸の束を膝にのせ、一本の糸をじっと見ている。

糸は、もう一万回ほど見てきた。

糸はふたりを結んでおる。
じゃが、引いておるのはいつも片方じゃ。

皆、わしに訊く。この人とは何点か、とな。わしは点をつけぬ。78点を手に帰っても、することがないからじゃ。良ければ安心し、悪ければ不安になるだけで、明日なにを変えればよいかは誰も教えてはくれぬ。

ふたりの間には、いつも糸がある。片方がその糸を引いておる。先に連絡し、先に顔色をうかがい、先に折れる方じゃ。悪いことではない。ただ、誰が引いておるのか分からねば、引く方は疲れ、受ける方は気づかぬ。

わしは、その糸がどれほど張っておるか、どの年に緩むかを読む。あの人がなぜああするのか、おぬしが何を見誤っておるのか、そしてこの糸をどうすれば切らさずに済むのかを、書いておいてやろう。

わしはふたりを結ぶ糸を読むだけじゃ。
人を責めはせぬ。

ヨニン宮合宮合(クンハプ)は韓国の相性占い。ふたりの四柱(サジュ)を並べて見る参考までじゃ。医療・法律・投資の助言ではない。

ふたつめの席

ふたりの誕生日を書くがよい。
ほかのことは訊かぬ。

おぬし

生まれた日
年月日

あの人

生まれた日
年月日
いまのふたりは · 選ばずともよい